東京駅前から八重洲商店街・・日本橋商店街と、約1000mの直線道路に150本の桜の木が満開であった。
戦前の昭和11年12月に苗木を植樹したと言うから、10年ものの苗木を使用したとして、既に90年以上の樹齢となる。
ソメイヨシノではとうに寿命(一般的に60年寿命説がある)を終えている。
ソメイヨシノの性質だと、根元が太くなり、横に枝張りをするので、都会の狭い道路の街路樹には不適切である。
よって、私の推測では、あまり太くならず、スラッと背が高くなり、上の方で横に枝張りをする桜のとしては、『エドヒガン』が採用されたと思う。
「エドヒガン」は数百年の実績の有るヤマザクラである。