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凡人には作品の意図が読めないが [花]

目黒雅叙園の百段階段での「いけばな展」も第三期となった。

今週のリーダーは「一葉式いけ花」は、雅叙園正面玄関とエレベーターホールと「頂上の間」と「十畝の間」で展示している。
「十畝の間」には、家元の作品が床の間にある。
凡人の私は・・・いけ花は昨年7週間見てきたので、少しは・・・・。
床の間には、白地の掛け軸に紅葉が透かし絵の様に見える。・・・上流の川に散った紅葉が、滝壷に流れ落ちる景色に見える。
水鉢に生けた花は、黄色い小菊と色付いたカエデ、そして百日紅の枝・・まさに秋の素材である。

白滝を借景としたいけ花だ。
と、見るのは素人。

白滝をじっくり観察してみよう。
幅広の厚手の和紙と、その上に透かしの薄い和紙が合わせられ、二重になっている。
下の和紙と上の和紙の間に、散りばめられた色とりどりのカエデの葉っぱ・・・糊付けらしく落下しない。
遠くから見ると、白い反物に、カエデの透かし絵を描いたように見える。
作者の描く作品のイメージを解読できだろうか。

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